公園内のマンホールが狙われる!相次ぐ盗難被害の対策とは?
2024-09-20[豆知識]
マンホール内部の盗難被害とは?
公園などにケーブル埋設用のマンホールカバーがあり、設置済みの銅線ケーブルを切断して盗まれる。
盗難被害の背景
銅の価格が高騰しており、銅を狙った転売目的での窃盗が多く、被害額は、数十万から数百万程度出るケースがある。
盗難被害のリスク
電気設備が使えなくなるため、公園内にある自動販売機やトイレの自動洗浄機などの影響がでている。
対策-1 鍵付きマンホールカバーを設置する(先付の場合)
盗難防止対策として、予め施錠ができる鍵付きタイプを設置する事が最も有効です。専用鍵で施錠と解錠ができます。予め施錠対策が必要な場合に適しています。
対策-2 ロックボルトを使用する(後付の場合)
ボルト固定式マンホール蓋を設置している場合、ボルト部の一箇所を特殊ロックボルトに変更するだけで容易にロックができます。専用ハンドルがを使用しないと蓋を開ける事ができません。設置済みのマンホール蓋でもロックボルトを交換するだけで対策ができるため後付けにも適しています。開閉は特殊ハンドルを使用します。
特殊ボルト(TB)
対策-3 ロック錠をマンホール蓋の取手部に取り付ける(後付の場合)
マンホール蓋の取手部にロック錠を取り付ける事によりマンホールハンドルが入らないため蓋の開閉が出来なくなります。※マンホール蓋の自重で枠に嵌っているだけロック機構はありませんが、取手部を塞ぐことにより開閉が困難になるため盗難防止効果に期待できる。
ロック錠(KC) KC用鍵
PDFカタログ
■鍵付ハイグリップタイプハンドホールカバー
重荷重用:HS20KL 中荷重用: HS8KL 軽荷重用: HS2KL
重荷重用:HR20KL 中荷重用: HR8KL 軽荷重用: HR2KL
施工イメージ
CDW-1 + TB特殊ボルト(錠機能)
CDW-1 + KC(ロック錠)
■関連情報
マンホールカバー