防水層用と非防水層用の違いについて
2023-05-01[豆知識]
排水トラップ、排水金具は施工場所に合わせて「防水層用」と「非防水層用」があります。
防水層用は、アスファルト防水などの防水層を受けられるように、排水トラップと防水受けツバ(防水皿)
がセットになっています。
非防水層用は、防水が必要ない場所へ設置するため、 防水受けツバ(防水皿)はありません。
非防水層用は主に1階土間※、防水層用は2階※以上の床スラブに設置します。
※地下がある場合は条件が異なります。
非防水層用T5A-A 防水層用(防水受けツバ付き)T5B-A
T5A-AとT5B-Aの違いは?
T5A-AとT5B-Aは非防水層用と防水層用(防水受けツバあり)の違いがあります。
T5A-A、T5B-A共にJCW201規格品で建築物に使用する床排水トラップわん形です。調節管(白菅片ネジ)
をボルトで固定する事が主な特徴で施工の際に目皿の傾きの微調整が可能です。
T5A-A :わん形 非防水層用(防水受けツバなし)JCW201 T5A
T5A-A(SU):わん形 非防水層用(防水受けツバなし)JCW201 T5A(SU)
T5B-A :わん形 防水層用(防水受けツバあり) JCW201 T5B
T5B-A(SU):わん形 防水層用(防水受けツバあり) JCW201 T5B(SU)
※ストレーナ及び金具枠がステンレス製の場合、(SU)と表記されます。
※JCWとは日本鋳鉄ふた・排水器具工業会の総称です。
調節管(白管)で高さ調整と傾き調整をしてボルトを締め付けて固定します。