建物の屋上やバルコニーにおいて、ひっそりと、しかし非常に重要な役割を担っているのが「ルーフドレン」です。 「名前は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らない」という方のために、その役割や種類、長く使い続けるためのポイントをまとめました。
1. ルーフドレンの重要な役割
ルーフドレンは、屋上やバルコニーに降った雨水をスムーズに排水管へと導くための排水設備(雨水集水金物)です。建物の寿命を延ばす: 雨水の滞留を防ぎ、防水層の劣化を抑制します。
漏水トラブルの防止: 防水層と一体化して設置されるため、建物内部への雨漏りを防ぐ最前線の役割を果たします。特に陸屋根(平らな屋根)やバルコニーなど、水の逃げ道が限られる構造において、ルーフドレンは「建物の耐久性を左右する生命線」とも言える存在です。
2. 設置場所や用途で選ぶ!ルーフドレンの種類
ルーフドレンには、建物の構造や施工状況に合わせてさまざまなタイプがあります。
たて引き型: 下階へ向かって垂直に排水する、屋上などで最も一般的なタイプ。(写真:左)
よこ引き型: パラペット(外壁の立ち上がり)を貫通させ、外側へ排水するタイプ。(写真:右)

素材による違い
耐久性に優れた鋳鉄製、錆に強いステンレス製、軽量で設置しやすいアルミニウム製など、環境に合わせた選定が重要です。
3. トラブルを防ぐためのメンテナンス
ルーフドレンのトラブルで最も多いのが、落ち葉やゴミの詰まりによる「オーバーフロー」です。排水が滞ると防水層に過度な負担がかかり、雨漏りの原因となります。年に1〜2回(落葉シーズンなど)の定期的な清掃を行い、ストレーナー(落ち葉受け)にゴミが溜まっていないか確認しましょう。
4. ルーフドレン選びなら「中部コーポレーション」にお任せください
建物の資産価値を守るためには、信頼性の高いルーフドレン選びが欠かせません。 中部コーポレーションでは、あらゆる現場のニーズにお応えする高品質なルーフドレンを豊富にラインナップしています。
豊富なバリエーション: 多種多様な形状・サイズを展開。
優れた施工性: 防水工法(アスファルト・シート・モルタル・塗膜・塩ビシート)に合わせた最適な製品をご提案します。
高い耐久性: 長年の実績に裏打ちされた品質で、過酷な屋上環境でも長期間建物を守り抜きます。
「どの製品を選べばいいかわからない」といったご相談も承っております。
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