焼肉で一つ議題として挙げられるのが「何を使って焼くか」ということです。
様々な種類のロースターがありますが、それぞれ得意分野が違ってきます。
その中でも「無煙ロースター」というのをご存知ですか?
今回は、焼肉におすすめする無煙ロースターについて詳しくご紹介します。
無煙ロースターはその名のとおり、煙が出ないものや出にくいロースターのことを指します。
煙のことを気にせず焼肉ができる無煙ロースターをおすすめする理由をご説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
無煙ロースターで焼肉をする最大のメリットといえば煙の発生を抑えられることです。
煙が立ち込める店内か、クリーンな店内か、どちらで焼肉をしたいか聞かれると、ほとんどの方は煙が無い快適な方を選ぶと思います。
煙の発生を抑えることは、焼肉店にとって以下のような問題を解決できるというメリットをもたらします。
それでは、具体的におすすめする理由をご紹介していきましょう。
まず一つ目の無煙ロースターをおすすめする理由は、「におい」についてです。
焼肉のときのにおいは、煙とそれに含まれる油分によるものだと言われています。
肉から滴り落ちた脂が熱せられて空気中に漂っており、目には見えなくてもにおいの原因に。
特に脂身が多い部位やタレがついていると、焼肉の際に煙が多く発生することがあります。
無煙ロースターで焼肉をすると、このような煙や脂が空気中に漂う前にダクトで吸い取ることができるので、店内や衣服へ付着することを防ぎます。
2つ目の無煙ロースターをおすすめする理由は、「汚れ」についてです。
焼肉をするとテーブルの周りだけでなく、壁や天井もべたべたしていませんか?
これは先ほどの状況にも共通する、オイルミストが原因になっています。
脂が熱せられることで霧状になってしまい空気中を漂います。
これらが天井や壁、衣類などに細かな油汚れとなって付着します。
無煙ロースターでは空気中に拡散する前に、ダクトから吸い取ることができるので汚れについても違いが出てきます。
3つ目の無煙ロースターをおすすめする理由は、「空調」についてです。
焼肉をするときに出てしまう煙を抑えるのが無煙ロースターですが、通常のロースターの場合は室内に煙が漂ってしまいます。
店内の換気扇を回し空気を入れ替えることになると思いますが、発生してすぐに煙を吸い取る無煙ロースターに比べて、拡散してしまった空気を入れ替える換気扇では効率が違ってくるでしょう。
より多くの空気を入れ替えなければならないということは、空調にも影響を与えます。
たくさん空気を入れ替えるより、ピンポイントで空気を入れ替えている無煙ロースターの方が空調の効いた室内になるでしょう。
空調の機器が悪いと温度設定や、稼働時間にも影響が出てきます。
特に夏は空気を入れ替える回数が多いほど冷房の効きは悪くなってしまい、日々のランニングコストにも影響が出てきます。
焼肉をするだけでも室温は上昇してしまうので、換気は効率よくできる方がいいでしょう。
この点においても通常のロースターより、無煙ロースターがおすすめです。
4つ目の無煙ロースターをおすすめする理由は、「掃除の問題」についてです。
無煙ロースターを使った方がにおいや汚れを防ぐことができるので、室内の掃除の手間は比較的簡単になるでしょう。
焼肉後のにおいや汚れなどはダクトに集約されるので、ダクトを掃除する必要は出てきますが、室内の掃除はかなり楽になります。
ダクトのメンテナンスは上付きタイプや下付き、ノンダクトタイプなど種類や機種によって違ってきますが、おおまかな仕組みは共通しています。
無煙ロースターで焼肉をすると、たくさんのメリットがあることを知ってもらえたのではないでしょうか。
多くのバリエーションがあるので、焼肉の際に対応できる幅が広いところも無煙ロースターをおすすめする理由の一つでしょう。
もし、今回ご紹介したことにメリットを感じてもらえたなら、焼肉店に設置する無煙ロースターを検討してみてください。